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PPC広告の基本 -種類と特長について-

PPC広告の基本 -種類と特長について-

最近、PPC広告について勉強しているんですが、実際にやってみると意外に複雑で。。さらにGoogleとYahooとで各項目の名称が違っていたりするので、少しまとめてみたいと思います。

PPC広告の管理画面は、重要な項目がデフォルトでは非表示となっているものもあります。各項目を理解して表示項目の変更で見やすく管理しましょう。

1日100円から出稿できるので、実際に広告を出してやってみると覚えやすいと思います。ぜひ、サイトの集客にも参考にしてみてください。

検索ネットワーク

検索した際に表示される広告のことで、Yahooでは、スポンサードサーチと呼びます。
出稿する時に、「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」を選ぶと検索意外の数字も合算されてしまい、後に改善する際、把握しにくくなってしまうため、検索ネットワークに絞って出稿することをおすすめします。
※Yahooは「インタレストマッチ配信設定」で「配信する」にチェックを入れてキャンペーンを作ると検索以外のインタレストマッチにも掲載されます。

表示回数(インプレッション)

検索クエリによって広告が表示された数です。表示される順番は、入札金額・品質スコアから算出される広告ランクによって決まり、それに伴い実際にお支払いするCPCが決まります。
広告の掲載順位とランクの仕組み – AdWords ヘルプ

検索ネットワークの場合、広告をクリックして至ったCVをクリックスルーコンバージョンと呼びます。これは広告をクリックしてから30日間計測され、同じユーザーが複数CVしても1カウントのみとなります。

品質スコア

出稿したキーワードと広告との関連性やランディングページの利便性などから1〜10までの数字で表します。数字が大きい方が広告にマッチしたキーワードと言えます。
広告の表示回数が少ないキーワードに関しては、品質スコアをチェックして広告文の修正など行い効果を高めます。

マッチタイプ

指定したキーワードに対して関連ワードや表記ゆれをどの程度含むのか設定します。

  • 部分一致
  • 絞り込み部分一致
  • フレーズ一致
  • 完全一致

部分一致だと、関連ワードや類義語など幅広く拾ってしまうため、ターゲットとしていない検索ワードにも広告が表示されてしまい、予算が無駄になる可能性がある一方、CVRが高い検索キーワードが見つかることも期待できるため、これらのマッチタイプをうまく使い分けたり併用したりして、効果を上げていきます。

絞り込み部分一致もデフォルトでは選択できないので、知らない方も多いのではないでしょうか?こちらも便利で重要なマッチタイプと言えます。

キーワードのマッチタイプを活用する – AdWords ヘルプ

ディスプレイネットワーク

検索した時に表示される広告とは違い、サイトを閲覧中に表示される広告です。YahooではYDNと呼び、テキスト広告と画像広告どちらか選べます。(GoogleとYahooで扱うサイズが異なります。)

表示回数(インプレッション)

検索ネットワークと同じく、広告が表示された数ですが、検索結果に表示される広告とは違い、配置されている箇所によっては、ユーザーが見ていない可能性もあります。
なので、実際に表示されているかどうかはアクティブビューという項目から確認します。Yahooではビューインプレッションと呼びます。

視認性とアクティブ ビュー – AdSense ヘルプ

ターゲティング設定

プレースメント(広告を表示させるサイト)やリマーケティング(以前にサイトを訪問した見込み客に広告を表示させる)または、性別・年齢・地域などさまざまなユーザー属性を対象に広告の表示を設定することができます。

PPC広告の基本まとめ

簡単にPPC広告について検索ネットワークとディスプレイネットワークのポイントをまとめてみましたが、比較すると検索ネットワークの方がユーザーの検索結果に広告が表示されるため、コンバージョンにも直接効果が期待できることからCVRは高めになる傾向にあります。

一方でディスプレイネットワークは興味のあるユーザーへ広告を表示するため、再訪問のきっかけなどに広告効果が期待できることからCVRは低めですが、後のCVとなる可能性もあります。

それぞれの特徴を理解して、ターゲットキーワードによって広告効果の高い集客を行いましょう。

この記事を書いた人
ゆうき
デザインに携わり早22年、Web関連を中心にSEOやマーケティングなど色々と語っています。

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