私は現在、マーケティングを非常に意識した会社に在籍しており、その中の1事業のサイトを運営しているデザイナーとして働いています。
そしてcvやcvr、アクセス数やクリック数など日々確認して、改善して…という作業を繰り返しています。
なので、例えばバナーをひとつ作ったとしても効果が無ければ、その日のうちに作り替えてしまいます。
大事なのは「一番効果がありそうな施策を繰り返す」ことで、かっこいいデザインではないということです。
もちろん見た目の良いデザインは悪いことではないので、数をこなしデザインの引き出しを増やしていった方が素早く表現を変えることもできますし、クリック率も期待出来るかと思います。
ディレクションを意識したデザイナー
デザイナーは何か意味があってデザイン内で文字やオブジェクトなどバランスをとろうとしますが、ここにちゃんと理由が言えるか?どうかが重要となってきます。
例えば…
- ○○だからこの文字を大きくした
- ○○だからこの文字はこのフォントにした
- 仮説として、ここのユーザーは○○なので○○に訴求した
など、そこを考えてデザインしてあげるだけでクライアントにも説得力が出ますし、効果測定をして思うように効果がでなかった場合、仮説を変えてデザインを変更してみよう。など改善案も出せるようになります。
webデザイナーの今後
将来は社内デザインの仕事をアウトソーシングすることになる、という記事も読んだことがあります。
さらに実際、pcよりスマホを使用するユーザーが増え、キュレーションサイトやバイラルメディアが流行ってきた流れを見ると今までの需要が明らかに変化していることがわかります。
このことから、デザイン重視の会社は縮小を余儀なくされ…今までと同じことをやっているデザイナーは今後生き残ることすら難しくなってくるかと思います。
レスポンシブデザインは作れて当たり前、それ以上の新しい知識やマーケティング力が必要とされてくるでしょう。