こないだ個人間で請求・送金することができる割り勘アプリ「paymo」をご紹介しました。CMも話題を呼んでいるようで大々的にプロモーションを行っていますね。
このアプリは1年間で700万ダウンロードを目指しているそうで、実際に使ってみましたが非常に簡単に送金を行うことができます。
そんな中、新たな個人間送金アプリ「Kyash」というpaymoにも似たアプリが登場しました。(法律的なしがらみの関係上、無料送金アプリという前提です。)こちらも規模が大きく10億円もの資金を調達したとの記事も拝見しました。
では今回はこのKyashの使い方などについてご説明したいと思います。
Kyashとは?
個人間送金アプリのKyashとは相手がアプリをインストールしていなくても登録したクレジットカードでキャッシュを送ることができる(受け取るには結局アプリが必要ですが。。)ものです。
金融庁からの前払式支払手段の承認を受け、健全性を保つためにお金のやりとりの上限が設定されているようです。
実際に使ってみましたが、UIも非常にシンプルです。
使い方について
ではさっそく使ってみたいと思います。ダウンロードはこちらから。
Kyash – ウォレットアプリ
Kyash無料posted withアプリーチ
ユーザー登録
アプリをインストールして起動すると、まずはユーザー登録です。
私はメールアドレスで登録してみました。ちなみに私の招待コードは「3LL2BB」です。
カードの登録
続いて送金する際に使用するクレジットカードを登録します。
下に表示されているメニューから「カード」をタップするとクレジットカード登録画面に遷移しますので、カメラでカードを撮ります。
すると自動的に16桁の番号も読み取ってくれます。(はい、私は楽天カードを愛用しております。)
あとは名義のお名前や有効期限、セキュリティコードなどを入力すると完了です。
請求・送金する方法
では送金してみたいと思います。
アプリの画面下のメニューの中央の「+」をタップすると下記のように「請求」か「送金」を選ぶ画面に移ります。
それぞれタップするとこちらのような画面となり請求・送金することができます。
シンプルすぎて迷うことがありませんね。
送金する場合
先ほどの画面で「送信」をタップすると下記の項目を入力することができます。
- 宛先
- 金額
- コメント
宛先といっても具体的な宛先ではなく送る方法を選択するといった感じです。
必要事項を入力して「確認画面へ」をタップすると下記の画面に遷移します。
そして、画面下の「スライドで送金」によって具体的な宛先を選択します。
今回line経由にしたので次に宛先を指定すると先方にこのようにメッセージが届きます。(今回はテストで嫁に送りました。)
リンク先をタップすると送金された金額を受け取る画面に遷移しますが、Kayshアプリが必要となります。
宛先にアプリがインストールされていなくても送金することができるとありましたが、やはり受け取るにはアプリが必要となるんですね。ま、当然でしょう。
しかし、遠くの親戚にお祝い金を送る時なんかにも非常に便利ですね。
請求する場合
また、請求する場合も送金する手順と全く同じです。
金額とコメントを入力して、宛先を指定することで先方に同じようにurlが届きます。
届いたら同じようにアプリを入れてクレジットカードで支払うといった感じで簡単に個人間で請求・送金を行うことができます。
アプリとしては非常にシンプルですね。
paymoのようにレシートを写す必要もありません。
他の個人間送金アプリとの違い
ここでpaymoなどの個人間送金アプリとの違いですが、受け取ったキャッシュは現金化することができないという点です。
現金化できませんが、Kyashに貯まったお金はVISAのバーチャルカードが発行され、VISA加盟店で利用することができます。(実店舗での利用も今後予定とのこと)
現金化できないということは、このアプリが普及したら他のアプリに移れないのはわかるんですが…日本がどこまでキャッシュレスに馴染むのかという疑問もひとつ残ります。。
凄く便利なんですがpaymoの方が現金化できるので今のところ優勢かな?と感じてしまいますね。また、今のところiOSのみの提供となっているようです。
まとめ
今回はこの無料送金アプリ「Kyash」の使い方などをご説明してみましたが、こういった個人間送金アプリの傾向を見ると、今後キャッシュレスの市場をかなり見込んでのことなのかな?と思ってしまいます。
個人的に日本でクレジットカードが普及しない理由は、小さい頃から“お金”の重要性について勉強させていないことも理由のひとつのような気がします。
この、クレジットカード=借金のような概念をこれから覆すことができればお札を見て懐かしい!と思える時代も来るのかもしれません!
どちらにしても、これからどうなるのか楽しみでもありますね。
みなさんはこういったアプリ使っていますか?それでは!