先日、下記の記事を拝見しました。
この記事によるとGoogleは、Googleニュースに事実チェックを導入し、その記事の内容についての真偽をユーザーにとって有意義なものとして表示していましたが、それが新たにグローバルかつ検索結果のページにも表示されるというものでした。
この記事の元はGoogleのこちらの記事に記載されています。
私もGoogle翻訳を利用して記事を確認してみました。
そして、実は私もこちらの記事でGoogleが記事の真偽が理解できないことが問題だったことを書きました。難しい問題ですが、記事を読むユーザーにとっては重要ですからね。
Googleがコンテンツの真偽までを見極めることができなかったということが大きく印象に残りました。
では、今回はGoogleの事実チェックがどういったものなのか?今後どのように利用されていくのか考えてみたいと思います。
事実チェックが必要な理由
Googleは以前から事実チェックは導入していたようですが、ここにきてGoogleが事実チェックをさらにグローバルに展開しGoogleニュースだけではなく検索結果にも導入しました。
これだけコンテンツが氾濫と言ってもいいほど情報が増えている中、間違ったコンテンツがあるとそのままGoogleの信頼にも繋がりますからね。。
Googleとしてはしっかりとした事実の記事を載せたいのでしょう。
現段階では偽ニュースの拡散防止が狙いのようです。
チェックの方法
このチェックについてはGoogleのアルゴリズムが…という話ではなく第三者のファクトチェック機関が行っているようです。
下記のサイトにファクトチェックを行う団体が記載されています。
日本ではゴフーという検証機構が参加していることがわかりますね。
そして、チェックされた記事については「Fast check」のタグが表示され、これによって正しい・間違い・その中間といったタグが検索結果に表示されるというものです。
多くの記事で紹介されていますが、Google検索で「27 million people enslaved」と検索してみるとFact checkタグを確認することができます。
対応するためには?
記事を発信する側としては真偽を正しく表示させておきたいと思います。
そのためにはSchema.org構造化データでマークアップする必要があります。
そして、エンドユーザーがニュース記事を見てその真偽が不明だと感じた場合、Googleに所定の様式で申請することで検証機関によってチェックされ、タグが表示されるというもので、すべての検索結果に表示されるというものではありません。
まとめ
現段階ではニュース系の記事に関係する内容のようでしたが、他の検索結果に表示される記事にも適応されるかもしれません。
そして、Googleはその真偽による検索順位への影響は今のところ言及はされていないようですが、それも今後どうなるかわかりません。
ということで、今回の事実チェック機能導入についてのお話でしたが、みなさんはどう思いましたか?
どちらにしてもユーザーの有益となるように記事の出所などしっかりと調べた上でコンテンツを発信していきたいですね!それでは!