先日、いくつかのキーワードを指定するだけでAIがその内容となる情報を自動収集して記事を書いてくれる「Articoolo」というWebツールを見つけました。
AIが自動で記事を生成してくれるこのツールは、リライトにも対応しています。
すごいですね。。このツールを多くの人が使うようになることは現状では考えにくいですが、もしかするとメインコンテンツ以外(サテライトサイトなど)で使う業者など出てくるかもしれませんね。
と、色々と調べていたら…リオ五輪ですでに採用されていたようで驚きです!知りませんでした。。
では、今回はこのAIが自動で記事を書いてくれるツール「Articoolo」の使い方などをまとめてみたいと思います。
Articooloの使い方
まず、このツールを利用するためにはユーザー登録が必要となります。または、facebookかtwitter経由でもログインすることができます。
今回は、別のアドレスとして登録してみました。
下記のようにメールとパスワード程度の簡単な項目で登録することができます。
記事にしたいキーワードを複数入力する
そして、実際にログインしてみて記事を作りたいキーワードを入力します。
まだ単ワードでは対応することが難しいようなので、複数のワードで記事を作ってみます。
今回は実験として「SEO 対策」をキーワードとして記事を作ってみることにしました。(実際には日本語に対応していないため、「seo measures」と指定しました)
このキーワードで良ければ以下のように「CREATE」ボタンをクリックして記事を生成します。
書き出された内容は
ここで出力されたものがこちらです。
さすがに無料ではないようです…ここでAIによって書き出された記事の一部を見ることができるものの、購入を促されます。。
価格は最低でも10記事19ドルです。(1記事200円程度)
ここで、サンプルとして見えている3箇所をGoogle翻訳してみました。
部分的に見ている箇所を翻訳してみたので、少し意味がわからないような気もしますが、一応「SEO 対策」に関する内容の記事ということがわかります。ちゃんと理解していますね。
そして、何より言い回しなどが自然ですね!これAIと言われなければ気付かないかもしれません。。(こちらはGoogle翻訳にも関係することですが)
記事を書く目的
今回は、実際に書き出された記事を購入して内容までは見てはいませんが、私は今時点では、やはりこのツールを使用した記事がそのまま使えるとは思えません。
それはこのツールが広まって使うユーザーが増えれば、重複コンテンツとなる可能性が高くなると考えられますし、このような記事を投稿しても読者の共感を得られることはないと思うからです。
通常ある程度、時間のかかる記事がこのツールですぐできちゃいますからね。。
やっぱりその人にしか書けない文字で表現するから面白いわけであって、自動化してもきっとシェアや購入といった行動には繋がらないような気がします。
懸念事項について
さらに個人的に思うこととして、クラウドワークスなどで記事を請け負っている方が密かにこのツールを使い出してくるといったことが懸念されます。(月250記事99ドルのプランだと1記事40円程度)
先ほども言ったように「Articoolo」は、まだ日本語には対応していませんが、Google翻訳も精度を上げましたからね!やろうと思えばできちゃいます。
なので、これからは記事の内容が今まで以上に重要となってくるでしょうね。(私も勉強しないと。。)
すでにプラグインでも公開されている
また、このツールはすでにWordPressのプラグインとして公開されているようです。
ということはすでにこのツールを利用して記事を投稿・更新しているユーザーもいるということなんでしょうか?気になるところです。。
Articooloについてまとめ
私は、このブログや会社でも色々と記事を書いていていますが、ひとつの記事を書くのになかなか時間がかかってしまいます。。
しかし、ここまで記事作成が自動化されると記事を書くこと自体の目的を考えさせられますね。
先ほども言いましたが、今後は記事のオリジナリティやオーソリティといった点がさらに重要となるかもしれません。
Googleもこのようなツールが流通したとすると何らかの対応をすると思われますし、SEOではもしかしたらオーサーランクの復活もなくもないですよ?
どちらにしてもAIでできることについては、まだまだこれからが楽しみなところですねー!