あけましておめでとうございます。(遅)
今年も色々と学びつつこのブログで定期的に更新していきたいと思います。
ではさっそくですが今年初の記事です。皆さま今年もどうぞよろしくお願い致します。
Webマーケティングでコンバージョンを上げたい場合、必ずと言っていいほど悩ませる「ユーザーの行動」ですが、サイトやページにはじめて訪問するきっかけは主に検索・SNS・広告からだと思われます。
そして、コンバージョンに至るまでユーザーは何度も商品を比較し検討します。
このコンバージョンに至るまでの中間クリック(再訪問)をどう評価するべきか?ということですが、私は全ての間接効果を評価しなくても、コンバージョンしやすいユーザー経路を見つける手段として評価しても良いのかな?と考えます。
なぜなら、全ての間接効果を評価してもノイズのようなトラフィックも混ざっている可能性もありますし、そこまで細かく測定するより他に時間をかけた方が私は効果が大きいと思うからです。
では、間接効果をクリックスルーやビュースルーも考慮して評価するべきなのか考えてみましょう。
間接効果を評価するべき点とは?
もし、間接効果を評価するならば何が考えられるのか?
- もしかしたらそのクリックでコンバージョンするかもしれない
- 他のサイトへの訪問を防ぐ
- アフィリエイトなどのクッキーの流れを防ぐ
といったように、確かにコンバージョンへの効果で評価するべき点はありますよね。
ただ、全てが評価の対象にはならないということです。
間接効果を評価しないべき点とは?
では、逆に間接効果を評価しないとするなら何が考えられるでしょうか?
- ミスマッチの訪問
- コンバージョンに繋がらない情報収集など
というように間接効果を評価しないとするなら、ほとんどがノイズのようなトラフィックに対して広告最適化のために時間をかけても無駄ではないか?ということです。
とは言っても、中間クリックがあり最終的にコンバージョンへ繋がっていることも確かです。ですからこの間接効果というのは、潜在層を顕在層にするためのの広告効果と評価するべきではないでしょうか?
直接的な効果を狙うより、一旦違うページに誘導してそこから本来のランディングページへ誘導するとコンバージョンしやすい、といったユーザー経路を見つけることができるかもしれません。
リスティングでは直接効果を期待しますが、ディスプレイ広告ではサイトを知るきっかけや、再訪問を促すといった評価と同じです。ディスプレイ広告はリスティングよりもCVRが低いですよね?これは広く広告を露出しているからであって、直接効果を狙っているものではないからです。
広告効果の中間クリックの評価についてまとめ
中間クリックに関しては評価が難しい所ですが、アトリビューション分析とも言われ、評価するべきかどうかの記事をよく見かけるようになりました。
直接効果だけでは見えない中間クリックを一度調べてみてはいかがでしょうか?実はコンバージョンに貢献していた広告が見つかるかもしれません。
ちなみに広告効果はアナリティクスの「コンバージョン」>「マルチチャネル」>「コンバージョン経路」からコンバージョンまでの経路を確認することができます。
※CVタグを設定しておいてください
どの層をターゲットにするのか考慮して効果の高い広告でコンバージョンアップを狙いましょう。