プロモーション広告のスポンサードサーチ管理画面で、あまり気にしていなかったのですが、少し前から【スポンサードサーチをご利用中の皆様へ】とお知らせが表示されていました。
この記事で…
弊社では、2016年春頃に「アドバンスドURLシステム」の提供開始を予定
しています。
「アドバンスドURLシステム」の提供開始に伴い、URL管理方法などにつ
いての機能を変更いたします。
と、アナウンスがあり、広告データ移行作業が必要とありましたので、私も出稿しているため、どのように変更になるのか調べてみました。
リンク先URLの入力方法を変更
まず、大きな変更はリンク先の指定方法です。
現在、スポンサードサーチで広告を作成する場合、
- 表示URL
- リンク先URL
が必要ですが、変更後は…
- 表示URL
- 最終リンク先URL
- スマートフォン向けURL
- トラッキングURL
- カスタムパラメータ
というように、リンク先の項目が増えることになります。
リンク先URLの指定が細かく設定できるようになる、と言った感じでしょうか。
ちなみにアドワーズのURL指定はすでにこのようになっているので、そちらに慣れている方は違和感ないかもしれません。
それと、当たり前のようにも感じますが、表示URLと最終リンク先URLのドメインを一致させる必要があるようです。(スマホ用も)
別ドメインの場合、警告エラーが出て登録できないそうです。
※ドメイン一致の詳細については、開示しないとのことです。
というか、今までスマホ用も考慮してなのかURL別でも良かったんですね。。
このように「広告市場の健全化」も今回の変更の目的のようです。
※従来の「リンク先URL」は、2016年秋頃に終了するそうです。
上位階層でのURL管理
追加となる項目は、キャンペーンや広告グループなどの広告よりも上の階層で管理することによって編集することが可能になるようです。
スポンサードサーチ「アドバンスドURLシステム」のご紹介 – Yahoo!マーケティングソリューション
スポンサードサーチって広告の編集ができなかったので、広告を一部変更したい場合、再審査になっていたんですが…これによって、審査が必要なく一時的な広告非表示による機会損失も防ぐことができるようです。
ただ、トラッキングURLなどは広告に紐付くものだと思うので、どのようにして設定するのか問合せしてみたところ…下記のように回答がありました。
トラッキングURL、パラメータの上位階層での管理について、現在では
まだ具体的な設定方法をお客様へご案内しておりません。ご要望にそえず
申し訳ありませんが、何卒ご理解ください。
ということでしたので、具体的な設定方法はまだこれからのようです。
何も対応しない場合、広告の配信停止も
現状、スポンサードサーチをご利用の方は、
※2016年9月中旬以降、現行のURL形式を含む広告、クイックリンクオプション、カスタムURLを含むキーワードは順次配信停止となります。
Developer Center – Yahoo! JAPAN プロモーション広告
とあるように、何も対応していない場合、広告の配信停止もありえるので移行方法なども調べておいた方が良さそうです。
ちなみに、キャンペーン移行対象は下記に該当する広告のようです。
キャンペーンタイプが「標準キャンペーン」の、以下の入稿物について移行をお願いいたします。
リンク先URL
カスタムURL
クイックリンクURL
表示URL
こちらに関しても具体的な移行対象を問い合わせてみたところ…
移行対象について、「リンク先URL」「表示URL」は広告に入稿しているもののため、
広告を登録されている方は、お手数ですが移行が必要です。
と、回答がありました。
ということは、現段階でスポンサードサーチに出稿している方は全て対象ということですね。。
あとは、カスタムURLを設定している広告も移行の必要があります。
それと、クイックリンクURLとは、表示された広告の下にオプションで表示されるテキストリンクのことです。
アドバンスドURLシステムは、2016年春頃に提供開始ということなので、早めに移行しておいた方が良さそうです。
※移行方法の詳細については、3月中旬からお知らせするようです。