記事のアイキャッチやイメージなどに使用する写真ですが、みなさんは何を使っていますか?
ぱくたそ-フリー写真素材・無料ダウンロードなんかも有名ですが、私は個人的に下記の「写真素材ダウンロードサイト【写真AC】」を使用しています。
ここは無料会員登録を行うだけで、写真素材だけではなく、イラストやシルエット、フォント、年賀状素材なんかも全てダウンロードして使うことができます。
使用方法についても、ご利用ガイドページに以下のように表記されているため、ブログ運営や、Web制作の素材にも便利ですね。
営利目的で作成される商業印刷物やホームページにも、完全無料のまま自由にご利用いただけます。
ということで、今回はフリー素材についてまとめてみたいと思います。
写真ACは本当に安全なのか?
完全無料と言いましたが写真ACは一時、ある1枚の写真を巡り、著作権侵害についての問題がありました。
そして、この問題を受けて写真ACは2016年2月からアップロードするユーザーの本人確認を行うようにしたようです。
しかし、この本人確認が写真の所有者であることを証明することには繋がりませんが、このような問題があった場合、何かとユーザーに確認しやすいということで不正なアップロードが減ることには繋がると思います。
この件については、ある写真に対してDMCA申請したユーザーが疑わしいということが下記の記事を読むと非常に詳しく説明されています。
以上のことから、この件については写真ACには問題があったとは考えにくいため、安全であることがわかります。
私は写真ACのプレミアム会員で、よく使っているのでこの記事を見た時は少し不安になりましたが、とりあえずは大丈夫そうですね。
しかし、DMCA申請による逆SEOのようなことも懸念されるということを一応頭に入れておいても良いでしょう。
AllTheFreeStockでCC0ライセンスの写真を使う
私は先ほど説明した通り、写真素材ダウンロードサイト【写真AC】を使用しています。
しかし、たまにイメージ通りの写真が見つからない時があります。
そういった時、色々な素材サイトを使っても良いのですが、個人的に使いやすいように2〜3サイト程度に絞ってブックマークしています。
そのようなサイトはもちろん、写真ACのように商用でも自由に使える素材サイトです。
私は安全のためにCC0(クリエイティブ・コモンズ ゼロ)ライセンスの素材サイトを使っています。
そのCC0ライセンスの写真を扱うサイトの中のひとつが、下記のサイト(AllTheFreeStock)です。
CC0ライセンスとは、下記のように所有者が著作権を放棄して、自由に使用することができるという表記です。
CC0 とは、科学者や教育関係者、アーティスト、その他の著作権保護コンテンツの作者・所有者が、著作権による利益を放棄し、作品を完全にパブリック・ドメイン に置くことを可能にするものです。CC0によって、他の人たちは、著作権による制限を受けないで、自由に、作品に機能を追加し、拡張し、再利用することが できるようになります。
引用:CC0について ― “いかなる権利も保有しない” « Science Commons – サイエンス・コモンズ翻訳プロジェクト
この「AllTheFreeStock」というサイトは、画像配布サイトをフレームで表示させているサイトです。
ですから、左のリストには素材サイトがずらっと並びます。
そのリストからサイトを選び、検索して画像を探します。(個人的にはVisual Huntが使いやすいと思います。)
注意点としては、サイトや写真によって著作権が異なる場合があるという点で、必ずサイトや写真の詳細に書かれている著作権について確認するようにしましょう。(完全にCC0のサイトだけを集めてくれたら使いやすいのに。。と思いますが)
上記のように写真の詳細ページにCC0のライセンス表記があります。そして下記のように商用OK、加工OKと表記されています。
- Commercial Use OK
- Modifications OK
その中でも、たまに「Attribution Required」(著作権の表示が必要)と表示されている画像があります。
この場合だと、写真の下にペーストするタグが用意されているので、そちらを表示することによって自由に写真を使うことができます。
O-DANでCC0ライセンスの写真を探してみる
では、次に私がおすすめするサイトは、下記の「O-DAN」というサイトです。
このサイトでは、先ほどの「AllTheFreeStock」とは異なり、前もっていくつものサイトを対象に素材を検索することができます。
そして使い方も簡単で、最大の特徴としては、日本語で検索すると自動的に翻訳してくれて検索結果に画像を表示してくれます。(完璧ではないようですが。。)
その際に、「AllTheFreeStock」のようにサイト別に表示することによって写真を選んでいくという、使ってみるとこちらの行程の方が非常に使いやすく便利なサイトです。
こちらもCC0ライセンスに関する表記が写真ごとに確認することができるので、念のためチェックしておきましょう。
CC0 ライセンスの写真素材についてまとめ
現在はフリーで使える素材サイトがかなり増えてきています。
あれもこれもで素材サイトを使っていては、ライセンスを後から確認する場合にどこからの素材なのかわからなくなってしまいます。
そういった意味でも本当に使いやすいCC0の写真にこだわったサイトを2〜3つに絞って使っていれば画像のテイストによってどのサイトからの素材なのかわかりやすいかと思います。
さらに、ブログにはアイキャッチなどのイメージ画像がクリック率なども考慮すると有効と考えられます。なので、できるだけユーザーの目に止まるような画像を選びたいところです。
今回ご紹介したサイト以外にも数多くのCC0ライセンスの素材サイトがありますので、ぜひ使いやすいサイトを見つけてみてくださいね。