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Googleが「日本語検索の品質向上」について公表!

Googleが「日本語検索の品質向上」について公表!

今年に入り、2017年のSEOの傾向として個人的な意見をこちらの記事に書きました。その中のひとつ、長文コンテンツのSEOについてGoogleは何か対策をするのかもしれないということも書きました。

自分で自分の記事を引用します。

そのため、今年はただ長文で検索上位を狙っていたページがもしかすると評価されなくなってしまう“何か”がアップデートされることも考えられます。すみません…曖昧で。。

2017年のSEO 傾向と対策について個人的まとめ
2017年のSEO 傾向と対策について個人的まとめ2017年、今年のSEOについて個人的な意見をまとめてみたいと思います。 去年は特に長文やリライトなど、コンテンツに関する対策が目立っ...

その今年のSEOに関して、長文コンテンツが上位表示する傾向にありましたが、昨年の問題を受け、今後どうなるのか気になっていた方も多かったと思います。

すると本日、2月3日にGoogleウェブマスター向け公式ブログで「日本語検索の品質向上にむけて 」というタイトルで日本語検索の評価を改善したという内容の記事を公開しました!

webmaster-ja.googleblog.com

ということで、今回はこのGoogleが公開した「日本語検索の品質向上」に関してお話したいと思います。

具体的に何を改善したのか?

まず、検索の質に関して「ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。」と記載されていますね。

しかし、具体的にどういったコンテンツの検索順位を落とすのかは明らかにはされていません。

それは今までと同じで、これをやったら順位が上がる!といった指標は当然公開しません。そのため、今回公開した記事から影響を推測するしかありません。

では、Googleが考えるユーザーファーストなコンテンツと低品質コンテンツの差について考えてみたいと思います。

  • ユーザーにとって有用で信頼できる情報
  • 上位表示させることが目的の低品質コンテンツ

これらの違いは何でしょうか?もしコンテンツの質を評価する方法に改善を加えるとしたら何を?そしてどこに着目して改善するのでしょうか?

このふたつのコンテンツが評価するページとして混在していても、検索エンジンはコンテンツの内容だけで善し悪しを見抜くことは難しいのではないでしょうか?

では、少しずつ考えてみましょう。

考えられる傾向

もし、コンテンツだけで評価を下げることができるならば、長文コンテンツが上がりやすいといった傾向も少し変化するかもしれません。

そして、それが可能なら検索エンジンは記事の内容についての出所なんかにも着目しているのかもしれませんね。

もしくは、文末の「〜だそうです。」「〜らしいです。」といった信憑性の低い曖昧な言い回しは低品質のひとつとして判断されるのかもしれません。

どちらにしても適当なことを書くのではなく、真実をコンテンツ化し続けていくことが検索順位を上げることにも繋がりますし、今回の記事を見てわかるようにGoogleもそれを望んでいます。

オーサーランクも再び採用?

前にもこの話はしましたが、コンテンツの出所を手っ取り早く証明するのが、今は使用されていないこの権威性を評価するというオーサーランクです。

しかし、コンテンツを発信するサイトやブログ管理者のすべてが権威性を持っているわけではないので、改めて導入することは難しいと思われます。数年前に廃止されたままです。

support.google.com

では、低品質コンテンツをどうやって判断するのか?

例えば、昨年問題となったWELQの記事をどうやって低品質コンテンツと判断するのでしょうか?

そもそもページ単位なのかサイト単位なのかも公表されていないのでわかりませんが、コンテンツに関するアップデートということなので、恐らくページ単位で検索順位が変わっていると思われます。

では、少しまとめてみると…長文だけでは評価しないということですから、色々と推測してしまいましたが、純粋に日本語検索の品質を向上させたということに尽きるのかもしれません。

それは、検索クエリを元にユーザーが求めているコンテンツを前よりも正確に判断することが可能となったことや、関係のないコンテンツは評価に値しないことなど網羅性があまり評価対象とされなくなった可能性も考えられますね!

ライティングについてもっと勉強したいところです。。

日本語検索の品質向上についてまとめ

ということで、信頼性の高いコンテンツが重要と言っておきながら、今回も個人的な想像や意見をまとめてしまいました。。

しかし、「個人的な意見」と「上位表示させたいがために書いたコンテンツ」とでは雲泥の差があると考えていますし、そうあってほしいものです。。

最後に、私は前から個人的に思っていることなんですが、将来的に考えると人によって検索結果が全く異なるようになり、SEO対策というもの自体がなくなってしまうような気がします。

その際に最も重要なのが今現在、重要視されているコンテンツの作り方なのではないでしょうか?

本当に必要とされているコンテンツが人それぞれの結果画面に表示されることがユーザーにとっても有益な情報ですし、検索クエリの奥に潜んでいるニーズは細分化してみると人それぞれ違うはずです。

そこに信憑性のない記事が表示されていては話になりませんからね。。
AIなんかも学習して精度も上がってくれば、あり得ない話でもないと思います。

ということで、少し個人的な空想の話になってしまいましたが…日本語検索の品質向上についてでしたー!

この記事を書いた人
ゆうき
デザインに携わり早22年、Web関連を中心にSEOやマーケティングなど色々と語っています。

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