SEOキーワードを決める時、どういった方法で見つけていますか?
ここで言う「SEOキーワード」というのは記事やコンテンツのテーマとなるもので、ユーザーの検索クエリでもあります。
そしてサイトやブログなどの管理者は、その検索クエリ(SEOキーワード)に対する答えになるもの(コンテンツ)を考えて作り込む必要があります。
そのキーワードは、思いつきで決めてしまっていては検索にも表示されない可能性もありますし、そもそもそのキーワードで検索するユーザーがいない場合も充分に考えられます。
そのため、SEOキーワードを決める際に重要となってくるのが…
- ユーザーに検索されるキーワード
- 競合が少ないキーワード
これが一番、皆さん見つけたいキーワードではないでしょうか?
競合が少なく、比較的簡単に上位表示させることができ、さらに検索するユーザーの数も多ければトラフィックも記事を増やせば増やしただけ伸びていくことが想像できるかと思います。
わざわざレッドオーシャンとなっているビッグキーワードに挑戦しなくともブルーオーシャンの方が効率的ですよね?
ということで、今回はこのSEOキーワードの見つけ方について、私の個人的な方法をご説明していきたいと思います。
SEOキーワードの見つけ方
まず、この方法はいくつか実験的に記事を出してみて、検索順位とそれに伴うトラフィックについて調べてみたものです。
その方法だと冒頭でもご説明したように、よく検索されているキーワードでそのキーワードでピンポイントで対策しているライバルが少ないものを見つけることができます。(見つけるというか参考になります。)
といっても、ごくごく知られた方法で私が発見した方法というわけではありません。。
そして、下記の記事の際にも今回ご紹介するキーワードの見つけ方を参考にしてみました。
検索上位にしたい記事を作るのか?検索クエリを探すのか?
ではその方法をご紹介します。
まず、検索上位表示させたい場合、まずは記事のテーマを決めなければいけませんよね?
検索上位になるような記事を先に作る場合でも、まずはテーマが必要になると思います。そして、そのテーマが検索キーワードとなるわけですが…
私が最近、そのターゲットキーワードを探す時に参考にしているのは、「allintitle:〜」と「intitle:〜」という数値です。
これは一見難しそうに聞こえますが、決して難しくありません。
順にご説明していきます。
allintitleとは
「allintitle」とは、例えば検索窓で「allintitle:ひな人形 片付け 時期」と検索した場合、そのキーワード全てをページタイトルに含んだ記事の数が表示されます。
下記のページを参考にすると、allintitleの場合はあくまでタイトルのみ検索対象とするのでコンテンツの内容までは考慮していません。
参考:Google検索 – Wikipedia
そして、実際にこのキーワードで検索してみると8件と表示されていました。
※検索にはChromeのシークレットモードを使用しています。
これは、このキーワードをターゲットとしたコンテンツの数とも捉えることができますね。もちろん参考値ですが、この数字を頼りにブルーオーシャンとなるキーワードを探っていきます。
intitleとは
次に「intitle」についてです。こちらも先ほどのwikiページを参考にしてみるとページタイトルだけではなく、コンテンツも含んだ検索結果となり、需要の数とも捉えることができます。
使い方は「intitle:ひな人形 片付け 時期」と検索します。
するとこちらの場合…
約17,500件と表示されました。
このallintitleとintitleの数の差を調べて、効率良いキーワードを探っていきます。
要は…需要のある内容なのに、それだけを対策したページが少ないキーワードを探すということです。
もう少しわかりやすく今回検索してみた例を参考にしてみると、「ひな人形を片付ける時期」については話題になっているものの…それだけについて対策されたコンテンツが少ないということです。
実際に記事を書いてみた結果
ということで、こちらのキーワードで実際に記事を書いてみました。
ポイントとしては、できるだけ対策キーワードだけに絞ったタイトルの設定です。
検索結果でのクリック率も考慮してもっと魅力的なタイトルにもしたいところでしたが、他のキーワードに引っ張られないように今回はこのように付けました。
※記事はカテゴリ整理のため削除してしまいましたm(_ _)m
webproduct-lab-blog.hateblo.jp
もちろんGoogleの検索エンジンに評価されるように、少しコンテンツを多めに作成してあります。
その結果、最初は4位くらいでしたが少し経って6位くらいで落ち着いているようです。
allintitleとintitleの数を参考にしてみると、競合も少ない検索クエリなので上位表示しやすいのかもしれないですね!
効率良いキーワードを探るメリット
これはもちろん、検索結果に上位表示しやすいことだと思います。
簡単に上位表示できるキーワードは、通常誰も検索しないキーワード=需要のない検索クエリなので、今回のような需要があり且つ競合の少ないキーワードを探すことが重要となります。
SEOキーワードを探す方法は、他にもキーワードプランナーやサーチコンソールを参考にする方法など色々とありますが、私は最近これが探しやすいこともありよく検索してみてます。
そして、今回ご紹介した「ひな人形 片付け 時期」については、たまたま見つけたキーワードで、需要は時期にも大きく左右されるものでしたが、1ページ目に表示することができ、毎日の検索トラフィックを上積みすることができました。
まとめ
本当は、あまり対策キーワードやその見つけ方について教えたくないところですが。。少しでも参考になればと思い、私なりのSEOキーワードの見つけ方を記事にまとめてみました。
記事は書いていけばいずれトラフィックに繋がります。しかし、効率良くトラフィックを集めるには、このようにSEOキーワードを探す方法にも気を使う必要があります。
そして、この方法でキーワードを見つけるメリットと言えば、やはり検索結果に上位表示した時に需要があるキーワードなので自然検索でトラフィックが集まるということでしょう。
コツとしては、allintitleで記事数が少なくなるまで複合キーワードで検索していきます。(需要のありそうなワードで)そして、検索結果の数が少なくなったところで今度はそのキーワードをintitleでも検索してみます。
その時の記事数がallintitleよりも遙かに大きな数字となっていれば狙い目です!
それでは、ぜひぜひ参考にしてみてくださいねー!