スマホ検索をしていて「他の人はこちらも検索」というカルーセル表示を見ましたか?
スマホでGoogle検索した際に一度、目的のサイトへ訪問し、再度検索結果画面に戻ることは多いと思います。
その結果画面に戻った際に新たな機能を発見しました。
それは、さっきまで閲覧していたページの下に「他の人はこちらも検索しています」という横スクロール可能なカルーセル表示された関連ワードです。
こちらにも紹介されていましたね。
Googleからの正式な発表はないものの、最近追加された機能のようです。
この関連ワードは訪問したページによって候補となる検索ワードが異なるようで、最近の長文化傾向の検索結果からさらにユーザーを目的のページへ誘導しやすくなるのでしょうか?
ということで、今回はこのスマホのGoogle検索の新しい機能についてお話ししたいと思います。
実際に検索してみた
では、まずこの「他の人はこちらも検索」という関連ワード・検索クエリを表示させるためにはスマホでGoogle検索を行う必要があります。
そして、仮に「Webマーケティング」と検索して1位のページを訪問して、再度検索ページへ戻ってみました。すると…
こちらのように、先ほどまで訪問していたページの下に新たに検索ワードを促してくれるようになりました。
この候補となる検索クエリ群は、このページを閲覧したユーザーの傾向によって出すキーワードを選んでいるようです。
ページによって異なる検索ワード
次に違うページに訪問して、同じく検索結果画面に戻ってみます。すると…
最初に表示されている候補「webマーケティング 会社」は同じものの、次の候補は異なるキーワードが表示されています。
これは先ほど言ったように、同じ検索クエリでもユーザーごとによって実際には目的が少し異なる場合も大いに考えられるため、ページによって関連する検索クエリも変わります。
そのため、このようにページによって候補となる関連ワードが変わるようです。
関連ワードは開いたまま
いくつかのページを訪問して検索結果ページに戻ってみましたが、この検索ワードの候補のカルーセル表示は表示されたままのようでした。
ちなみにしばらく検索してみて、AMPページに対してはこの検索ワードのカルーセル表示は出ないようでした。
また、ページによってはこの表示自体ないものもありました。
なんでも関連クエリを表示しているのではなく、なんらかのルールによってユーザーに有益となる検索方法を新たに提供しているのでしょう。
まとめ
この機能は違う視点で考えてみると、自分のページへの導線も広がるということも充分考えられます。
このカルーセル表示される検索クエリの候補は、ユーザーに目的のコンテンツへ辿り着きやすくするためのものであると思われるので、網羅性で検索順位を上げる方法に対する対策のひとつとも考えられます。
検索して訪問した時に、ユーザーが必要とする情報があるものの、そのページのどこにそのコンテンツがあるのかわからないようではユーザーファーストとは言えないですからね。。
そのため、より特化した記事の内容が重要となることはやはり間違いないでしょう。
と言っても、最近こちらのような「〜へ移動」といったユーザーファーストとも言える表示が追加となりましたので、Googleも長文コンテンツが上位表示してしまう傾向に少しずつ対応していると考えられます。
ということで、今後も新たな機能が実装されることがあれば記事にしてみたいと思います。