statcounterというサイトをご存じでしょうか?
私はWebデザインが好きですが、コーディングしていると一昔前までは各ブラウザで表示を確認して、微調整が必要だったことをよく思い出します。
大変でしたよね?特にWindowsのIEにはよくやられました。。私はiMacをメインマシンとして使い、その横に表示確認用のWindowsのパソコンを置いて、テストサーバーにアップしたら各ブラウザで確認して…といった作業の繰り返しでした。。
しかし、そのおかげで今ではどのブラウザでも崩れることのなくコーディングする自信があります!…のつもりです。。
そしてその当時、よくIE6はシェアが○○%だから作業量と売り上げなどを考慮した上で切り捨てよう…などといったやりとりがありました。
前置きが長くなりましたが、ユーザーが使うブラウザのシェアを調べる場合にはこの「statcounter」を使えば簡単に調べることができるという記事です。
StatCounter Global Stats – Browser, OS, Search Engine including Mobile Usage Share
基本はアナリティクスのような使い方
この「statcounter」とは、登録してタグをサイトに貼り付けることでアナリティクスのように訪問数などを確認することができるWebツールです。
しかし、その他にもそのデータを元にしてブラウザシェアを調べることができるんです!このサイトではブラウザシェアをデバイスごとや国ごとに絞って検索することができるので、国内のスマホに絞ったブラウザシェアを調べることなんかもできちゃいます!
では、簡単に使い方をご紹介したいと思います。
国内のスマホでのブラウザシェア
このサイトでは国やデバイス、OSなどを期間を指定してグラフ化して表示して確認することができます。
しかも、そのグラフを画像としてダウンロードすることも可能なんです。
それが先に上げた画像なんですが、この画像では2015年1月から今まで(2016年9月)の分のデータで、モバイルの使用ブラウザを調べてみました。
これを見てわかるように「Safari」が断トツで多いですね。
これは日本がiPhoneユーザーが世界から見ても多い理由でもありますから当然と言えば当然の結果でしょう。
このサイトは英語なので、とっつきにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、使っているとすぐ慣れて理解することができます。
基本的な使い方は下記のように、「何を」「どこで」「どの期間」使われているのかを選択するだけです!
PCでのブラウザシェアは?
では、PCではどのブラウザシェアが多いのかを見てみましょう。
2015年9月を境にIEのシェアが下がり、Chromeのシェアが緩やかに伸びていることがわかります。そして私がよく使っているFirefoxは安定してますね。。
また、Windows10から実装されたEdgeも徐々に伸びてますが、まだまだ少ないですね。
全世界では?
では最後に、全世界でのPCブラウザのシェアについて見てみたいと思います。
Regionを「Worldwide」にして結果を見てみます。
断トツでChromeが多いですね!
私は先ほども言ったように私はFirefoxを使い続けているので、こんなにChromeのシェアが多いことに驚きました!
と、こんな感じでブラウザシェアを調べることができます。
期間やデバイスも選べるため、欲しい情報をカスタマイズして見ることができます。
statcounterについてまとめ
どうでしたか?コーディングする際にまずはstatcounterでブラウザシェアを調べて、ブラウザ対応する際の参考にしてみても良いかもしれません。
ま、最近は昔のようなクセがなくなりましたから、そこまで調べる必要もないので、コーダーとしては組みやすくなったのではないでしょうか?
しかし、こういったブラウザシェアの傾向を知ることでユーザー像をペルソナとして仮定する場合なんかにも役立ちます。
ChromeとFirefoxのユーザー像にも恐らく違いがあるはずですので、その辺りはこちらの記事も参考にしてみてください。